【中古住宅を購入する前に必ず確認】後悔しないために気をつけたいポイント完全ガイド|岡山版|岡山市の不動産売却はおうちの情報館

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【中古住宅を購入する前に必ず確認】後悔しないために気をつけたいポイント完全ガイド|岡山版

【中古住宅を購入する前に必ず確認】後悔しないために気をつけたいポイント完全ガイド|岡山版

「新築は予算的に厳しいけど、中古住宅なら現実的かも」
「立地が良くて価格も手頃な中古住宅を見つけた」

岡山で住宅購入を検討されている方の中には、
このような理由から中古住宅の購入を選択される方が年々増えています。

確かに、中古住宅は
・価格を抑えられる
・立地条件の良い物件が多い
・すぐ住めるケースがある

といったメリットがあります。

一方で、確認不足のまま購入してしまい、後悔するケースも少なくありません。

この記事では、岡山で中古住宅を購入する際に
「これは必ず気をつけてほしい」というポイントを、
不動産実務の視点からわかりやすく解説します。


◆なぜ中古住宅は「事前確認」が重要なのか?

中古住宅は、すでに誰かが住んでいた住宅です。
つまり、

  • 建物の劣化

  • 過去の修繕状況

  • 見えない不具合

が存在する可能性があります。

新築住宅とは違い、
購入後に問題が見つかっても、すべて自己負担になるケースが多い
という点が大きな違いです。

だからこそ、
「価格」だけで判断せず、
中身をしっかり確認することが何より重要です。


◆① 建物の状態は必ずチェックする

■築年数だけで判断しない

中古住宅を見る際、多くの方がまず気にするのが「築年数」です。

しかし実際には、
・築20年でも状態が良い家
・築10年でも劣化が進んでいる家

は珍しくありません。

重要なのは
どのように使われ、どのように手入れされてきたかです。


■必ず確認したい建物ポイント

以下は最低限チェックしたい項目です。

  • 雨漏り跡(天井・壁のシミ)

  • 床のきしみ・傾き

  • 壁や基礎のひび割れ

  • 水回り(キッチン・浴室・トイレ)の劣化

  • シロアリ被害の有無

岡山は比較的温暖ですが、
湿気の多いエリアではシロアリ被害が見つかることもあります。


◆② リフォーム・修繕費用を想定しておく

中古住宅購入でよくある失敗が、

「購入価格は安かったが、
リフォーム費用が想定以上にかかった」

というケースです。

■よくある追加費用例

  • 給湯器の交換

  • 水回り設備の更新

  • 外壁・屋根の補修

  • クロス・床の張替え

物件によっては、
購入後すぐに100万〜300万円以上の費用が必要になることもあります。

購入前に
・どこまで直す必要があるのか
・費用はどれくらいかかるのか

を必ず確認しておきましょう。


◆③ 土地・立地条件の確認も重要

建物だけでなく、
土地や周辺環境の確認も欠かせません。

■岡山で特に注意したいポイント

  • 接道条件(道路幅・私道か公道か)

  • 洪水・浸水リスク

  • 周辺の生活利便性

  • 将来的な周辺開発予定

特に岡山では、
エリアによってハザードマップの影響が異なります。

購入前に、市町村が公開している
浸水想定区域なども確認しておくと安心です。


◆④ 住宅ローンが組めるか事前に確認する

中古住宅は、
物件によって住宅ローンが組みにくい場合があります。

■注意が必要なケース

  • 築年数が古い

  • 建築基準法違反の可能性がある

  • 再建築不可物件

特に古い中古住宅の場合、
金融機関によっては評価が出にくく、
希望額のローンが組めないケースもあります。

購入申込み前に、
住宅ローンの事前審査を行うことが重要です。


◆⑤ 契約内容・責任範囲を必ず理解する

中古住宅の売買契約では、
**「契約不適合責任」**が重要なポイントになります。

これは、

「引き渡し後に見つかった不具合について、
売主がどこまで責任を負うのか」

という内容です。

築年数が経過している物件では、
責任期間が短い、または免責となるケースもあります。

「知らなかった」では済まされないため、
契約前に必ず内容を確認しましょう。


◆⑥ 中古住宅購入でよくある後悔例

実際によく聞く後悔には、次のようなものがあります。

  • 修繕費が予想以上にかかった

  • 住んでから不具合が見つかった

  • ローンとリフォーム費用のバランスが崩れた

  • もっと立地を重視すればよかった

これらの多くは、
事前確認と相談で防げたケースです。


◆⑦ 中古住宅は「信頼できる相談相手」が重要

中古住宅購入は、
物件選び・資金計画・契約内容など、
判断するポイントが非常に多くなります。

そのため、

  • 物件の良い点だけでなく、悪い点も説明してくれる

  • 無理な購入を勧めない

  • 将来のリスクも含めてアドバイスしてくれる

このような不動産会社に相談することが、
後悔しない購入につながります。


◆まとめ|中古住宅購入は「慎重すぎるくらい」でちょうどいい

中古住宅は、
正しく選べば、コストを抑えつつ満足度の高い住まいを手に入れることができます。

一方で、
確認不足は大きな後悔につながります。

  • 建物の状態

  • リフォーム費用

  • 立地条件

  • 住宅ローン

  • 契約内容

これらを一つずつ丁寧に確認することが大切です。

当社では、岡山エリアに特化し、
中古住宅購入のご相談から住宅ローン、リフォームの考え方まで
トータルでサポートしています。

「この物件、本当に大丈夫?」
「購入前に一度相談したい」

そんな段階でも構いません。
お気軽にご相談ください。

監修者情報

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茨木 万佐美

代表挨拶

岡山市で長く活動し、地域の情報を網羅。不動産・売買・賃貸・リフォーム工事・飲食店トータルプロデュース・ホームページ製作等を行ってまいりました。訳アリ物件もその物件本来の価値をしっかりPRして販売できること、また即日現金化可能な買取に自信があります。

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